先々週の日曜以来、今一つ腰の具合が思わしくない。
発症した時ほどの痛みはないものの、立ったり歩いたりしている時、不意に鈍痛を覚えることがある。
せっかく天気がよくなったから自転車に乗りたかったんだけれど、また腰を痛めては生活にも仕事にも差し支えるので、この2日間は神楽坂界隈でユルユルとウォーキングに専念しておりました。
そうしたら、かつて名画座(二番館とも言う)ギンレイホールがあったところが、完全な更地になっていてビックリ!


学生時代に通った都内の映画館はほとんど閉館して取り壊され、シネコンに建て替えられている。
ギンレイホールも2022年に閉館しているから、今さらショックを受けるようなことではない。
しかし、この飯田橋の名画座は、昔通った法政大学、今暮らしている自宅マンションの最も近所にあった映画館。
こうして跡形もなくなってしまった現実を目の当たりにすると、やはり一抹の寂しさを感じました。
ここで観た映画で一番印象に残っているのは、何と言っても学生時代に衝撃を受けた『ブレードランナー』(1982年)である。
ここ数年では、初公開時に観逃した『スポットライト 世紀のスクープ』(2015年)、『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(2017年)、『ザ・シークレットマン』(2017年)など、ジャーナリズムの内幕を描いた作品も興味深く観た。
雰囲気が良く、スタッフも親切で、足繁く通っている常連のファンが多く、行列ができることも珍しくなかった。
場所を変えて再建するという話もあったけど、どうなったんだろうか。
