スーツケースを買い替えた

20年以上?使い込んだサムソナイト(左)と新たに購入した協和のスーツケース

毎年、キャンプ取材の出張中に必ず何かを落としたり、失くしたり、壊してしまったりする。
もちろん、毎回「今年こそはみんな持って帰るぞ! 絶対に何にも壊さないぞ!」と自分に気合を入れてはいるんですが。

今回は1月31日、沖縄への移動日早々、ゆいレールでホテルのカードキーを忘れかけた。
美栄橋の昔馴染みの居酒屋で気分良く酔い、ゆいレールに乗って旭橋で降りようとした直前、隣に座っていた女の子が、ウインドブレーカーのポケットから落ちていたカードキーを渡してくれました。

こんなことではいかん! と自分を戒め直してキャンプ取材に臨み、しばらくは何も落としも失くしもしなかった。
それなのに、沖縄出張最終日の前日、ふと気がついたら、毎日の取材用に引きずって歩いていた小さなサムソナイトのスーツケース(画像左)が壊れている。

ご覧のように、伸縮するチューブをハンドルバーに固定していたシャフトが抜け落ち、ハンドルを持って引きずることができなくなってしまったのです。
シャフトの代わりにタイラップで縛りつければまだ使えるかな、とも考えたけれど、すでにあちこちにガタが来ていたこともあり、思い切って買い替えることにしました。

このサムソナイト、はっきりとは覚えていませんが、愛用してきた年月はおおよそ20年。
他社のスーツケースが概ね10年以内にハンドルが割れたり、キャスターが壊れたりしてリタイヤする中、本当によく頑張ってくれた。

きのう、池袋のビックカメラで2台目の取材用スーツケース(画像右)を購入。
今度は日本のメーカー協和社製です。

こいつにも末長く頑張ってほしい。
サムソナイトよ、長い間ありがとう。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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