《明日3日アップ!》東スポWEB【DeNA】宜野湾キャンプリポート②⚾

ユニオンですからスタジアム宜野湾のスコアボードにたなびく球団旗と日本チャンピオンフラッグ

DeNAキャンプ初日のきのうは、いきなりとんでもない目に遭いました。
A先生は例年、那覇市内のホテルに宿泊して宜野湾へ通ってるんですけどね。

きのう、宜野湾市で行われた日本一パレードの取材を終えた17時半ごろ、コンベンションセンター前のバス停で那覇へ向かう路線バス(琉球バス)に乗ろうとしたら、ファンのみなさんの長蛇の列!
でも、これも例年のことで、いくらお客さんが多くても乗れないことはないだろう、とバスを待ってたんだけれど、待てど暮らせどバスがやってこない。

そのうちに、列から一人抜け、二人抜けして、一体どうなってるのかと思ったら…、
バス停の時刻表を見ていた女性ファン(誰か選手のレプリカユニを着ていらっしゃいました)が列の後ろ側に向かって一言。

「この停留所、きょうはバスが停まらないそうです」

えええ〜っ!
ビックリして列の先頭まで行き、バス停の時刻表を見たらこう書いてある。

「本日はパレードによる交通規制のため、この停留所は通過します」

バスは一度も目の前を通過しなかったけれど、別の道を通ってショートカットしてたんですね。
仕方なく、コンベンションセンター前の一つ先、宜野湾高校前のバス停までテクテク歩いて行き、ここで那覇行きのバスを18時16分ごろまで30分以上も待つことに(トホホ)。

先ほどの女性ファンはおもろまちに宿泊しているそうで、そちらへ先に行けそうなもう一つ先のバス停、真志喜まで歩いて行きました。
う〜ん、僕は仕事だから、こんなことがあってもまだ割り切れるんですが、彼女としては少々(だいぶ?)複雑な心境だったんじゃないかなあ。

僕のほうはといえば、19時半に知人と那覇の豚しゃぶ店で会食する予定が入っていたため、間に合うかどうか、気が気じゃなかった。
約束の時間に数分遅れただけで、約束した方をあまり待たせずに済んだ時はホッとしました。

まあ、でも、それだけ苦労して、お腹もペコペコになったぶん、この夜食べた豚しゃぶはめちゃくちゃ美味しかった!
メニュー表とは別の紙に、当店ではポン酢も胡麻ダレも出しておらず、豚肉の旨みだけで勝負するのがモットーなので、豚肉でキャベツを包んで食べてくださいと書いてあり、実際にそうしてみて、確かにそれだけのことはある! と大いに堪能いたしました。

さて、きょうはきょうで、宜野湾の記者席から東スポ編集部に原稿を送ったのち、コンベンションセンター前のバス停にダッシュ!
17時20分ごろ、かろうじて那覇行きのバスに間に合いました。

レンタカーを借りればいいじゃないか?
俺、30年以上のペーパードライバーなんだよねぇ。

それこれやの苦労の末に書き上げた番長ベイキャンプ2日目のリポート、ぜひ御一読ください!
絶対面白い!(と思う)

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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