北大路小五郎の友人で著名な日本画の大家・根上淳、その娘でピアニストの叶和貴子が何者かに命を狙われる。
根上が自身のコレクションのナイフで刺されそうになったり、根上所有の拳銃で叶が足を撃たれたり。
北大路が調査に乗り出すと、根上の後妻・入江若葉、根上の秘書・蜷川有紀と叶の間に何らかの確執があることがわかってくる。
叶の婚約者・志垣太郎も何か秘密を抱えていて、どうやら彼が女同士のいがみ合いの原因らしい。
とまあ、入り組んだ人間関係が長々とセリフで説明されるくだりがいささか冗長。
最初のうちは北大路に協力していながら、実は事件の陰で暗躍する画商・三沢慎吾の描き方も中途半端な感が否めない。
最後は真犯人が毒を煽っておしまい、というパターンも、僕が観た中ではこれが3作目。
このシリーズの中では低調な部類に入る一作でした。
オススメ度C。
A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨 D=ヒマだったら😑