劇団チェンジアップ第3回公演『笑あっぷあっぷナイター 新春お笑い伝統の一戦』

きのうはジャイアンツ球場で新人合同自主トレを取材した後、東新宿のコフレリオ新宿シアターで劇団チェンジアップの第3回公演『笑あっぷあっぷナイター』を観劇してきました。
この劇団はスポーツアナウンサー松本秀夫さんが主催しているコメディー専門のグループで、今回は2020年の第2回公演以来、コロナ禍を経て5年ぶりの舞台。

今回はキャッチコピーに「新春お笑い伝統の一戦」とあるように、プロ野球の伝統の一戦、巨人-阪神戦がメーンテーマ。
巨人OBとして東スポの評論でもお馴染みの前田幸長さん、阪神OBとしてノーヒッター川尻哲郎さん、岡田監督の秘蔵っ子と言われた的場寛一さんが登場し、大いに舞台を盛り上げました。

前田さん、川尻さんが漫才コンビを組む「MK砲」は台本から脱線、脱線、また脱線。
開き直って楽屋オチをぶちまけてしまうキワキワ感たっぷりのスリルと面白さは、ある意味、プロのお笑い芸人には出せない味でしょう(と思って楽しみましょうね)。

最後の演し物、松本さんが司会を務める「巨人-阪神トークバトル」では、元東スポ、現夕刊フジのスポーツライター岩崎正範さんが「阪神・岡田監督、頭が謎の巨大化」という取って置きの特ダネ(?)を披露。
きょう以降の公演では、毎回違った新ネタを出す予定だそうなので、これから観に行くお客さんは楽しみにしておいてください。

あ、万が一つまんなかったら、俺知らないからね、本人の責任だからね。
ま、岩崎記者に限ってそんなことはないだろうけど。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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