サインが下手くそでごめんなさい

横須賀DOCKのサブグラウンドは人工芝の張り替えの最中

今年の取材始めは去年と同じきょう8日、DeNAの横須賀練習施設DOCKで公開された新人合同自主トレ初日となりました。
朝9時過ぎ、ドラフト1位の竹田祐(25=三菱重工West)、2位の篠木健太郎(22=法大)ら、横須賀スタジアムに集結した新人たちに三浦監督が訓示。

その後、三浦監督が報道陣との囲み取材に応じた後、個別に年始の挨拶。
私も「今年はキャンプ初日から伺う(予定)のでよろしくお願いします」と丁重にお伝えしました。

さて、取材とは別に、個人的に一番うれしかったのは、室内練習場の前で出待ちをしていたファンの方にサインを求められたこと。
最初は何かの間違いだろうと思ったんですが、拙著『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』を見せられては、喜んでサインをしないではいられなかった。

過去、『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』、『広島カープ論 蘇る赤ヘル』には何冊もサインしたけれど、『最後のクジラ』は初めてだった(と思います)。
田代さんのサイン入り応援タオル(そういうものがあること自体知らなかった)を持った方に「何回も読みました」と言われた時は一際うれしかった。

ただ、しばらくサインをしていなかったのと驚きと戸惑いとで、以前のようにサラサラとサインを書くことができず、拙著と色紙と、サインの書き方がバラバラになってしまった。
それに、著者としてもっとゆっくりお話するべきだったのに、これから原稿を書かなきゃいけないところだったので、会話らしい会話もできていない。

きょうサインをお求め頂いた方々、どうもありがとうございました! とともに、対応が行き届かなくてすみませんでした。
これからも田代さんとベイスターズの応援をよろしくお願いします!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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