仕事始めは4日、介助始めは6日

雨がやんだ午後、軽くポタリング

9連休を楽しんだ方々はきょう6日から仕事始めというパターンが多いようですが、A先生は三が日が明けた4日からセコセコ働いています。
4日からアップが始まったデイリー新潮の日刊ゲンダイ、東京スポーツ社長のインタビュー記事をSNSで宣伝し、これから掲載される記事を新聞、雑誌用に各1本ずつ送信。

きょう6日は今回の帰省の最重要任務、母親の年明け最初の介助通院でした。
これがなかなか大変で、5時半ごろに起床して体操、朝食、洗濯を済ませると、家から約1㎞の日谷眼科へ番号札を取りにいかなければならない。

この眼科は予約制ではなく順番制で、8時から番号札を発券し、9時から診察開始というシステム。
竹原市の眼科はここしかないため、早く番号札を取っておかないと、9時を過ぎたらあっという間に20人待ち、30人待ちになってしまう。

いつもは自転車で一っ飛びの距離なんだけど、きょうは朝から結構な雨だったため、テクテクと徒歩で眼科医へ行かざるを得ず。
おかげでメッシュのウォーキングシューズも靴下も足もベチョベチョに濡れてしまった。

靴下は履き替えたものの、自分の靴はこのシューズ一足しかないから、診察時に出直したらまたぐしょ濡れになるだろう。
困ったなあ、代わりに履ける靴ないかなあ、でも、親父の靴は俺よりサイズが小さいからなあ、と思って下駄箱を開けたら、簡単に自分にピッタリのカジュアルシューズが見つかった。

どこからどう見ても、俺が昔、履いて帰って置きっぱなしにシューズだが、親父はしっかり取っておいてくれたらしい。
しかも防水仕様だったので、安心しておふくろの通院に付き添うことができました。

ところが、母親をグループホームに送り届けるため、タクシーに乗ってからしばらくした後、病院から他人の傘を間違えて持ってきたことに気づいて愕然。
グループホームに母親を送り届けたら真っ先にUターン、というわけにはいかず、担当の介護士さんに母親の近況と今後のケアプランに関する説明を受け、書類にサインと印鑑を捺さなければならない。

その後、間違えた傘を返却し、自分の傘を確保して帰宅すると、今度は家のシャワートイレと格闘。
今朝、お通じを済ませてお尻を洗った直後、何故か突然、水が出なくなったのだ。

取説の「困ったときは」ページを読んで部品の掃除をしたものの、お尻シャワーは一向にウンとスンとも言わず。
点検に来てもらって買い替えかぁ、と絶望的な気分に浸りながらINAXのカスタマーサービスに電話したら、「一度電源を抜いて、リモコンの電池を交換したら、案外すぐに動くかもしれませんよ」。

はい、その通りでした。
田舎の一人相撲の一席、お後がよろしいようで…。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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