球界に絶大な影響力を誇った元巨人オーナー・渡辺恒雄さんが98歳で亡くなった。
今から実に24年前、まだ74歳だった2000年、渡辺さんは早くも自分の死に様を詳細に描いた小文を残している。
渡辺さんが球界の前面に出てきたのは、巨人が4位に低迷した1991年から。
自分が横審委員(のち委員長)だった大相撲を引き合いに出し、「あっちは真剣勝負だ。巨人はテレンコテレンコやりやがって」と発言して以後、われわれ巨人担当記者は連日、渡辺さんを追いかけ回し始めた。
ただし、何か言うたびに「ナベツネ吠えた!」と書かれることに、渡辺さんはご立腹だった。
「逮捕された犯罪者でも名前に『容疑者』が付く。裁判になっても『被告』が付く。
なんでオレだけ呼び捨てなんだ! 名誉毀損で訴えるぞ! 訴状が届くのを待っとけ!」
そんな渡辺さん、実は70代のころから死期を意識していたように思う。
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