DeNA日本一の陰の立役者のひとりに、入来祐作二軍チーフ投手コーチがいる。
今季、中継ぎ投手が打ち込まれて登録抹消となり、再び一軍に昇格するたび、見違えるような好投でチームの勝利に貢献した。
彼らにファームで独自の指導を施し、再生したのが入来コーチだ。
唯一のリリーフ左腕・坂本裕哉(27)は肩痛で開幕一軍を外れた。
前年までの4年間、防御率はすべて5点台以上。
そんな投手が5月に一軍昇格すると、一躍マシンガン継投の一角を担う投手へと成長する。
ポストシーズンはチーム最多のCS6試合、日本シリーズ4試合に投げ、防御率0.00をマークしたほど。
二軍で坂本に何を教え込んだのか、入来コーチに聞くと、
「坂本は、持っている球のポテンシャルはすごいんですけど…」
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