日本シリーズでパ・リーグ球団のホームタウンに出張すると、どうしても暇な時間が長くなってしまう。
自分が担当するセ・リーグ球団の練習開始時間がパ球団の後になるからだ。
昭和・平成時代のように、正午ごろから球場入りできるのなら、旧知の関係者や同業者と思い出話に興じたりして暇を潰せるんですけどね。
最近、NPB管轄の日本シリーズでは、メディア関係者の入場時間は試合開始の5時間前、と厳密に定められているのですよ。
おかげで、例えばみずほPayPayドームで第2戦が行われたきのう29日の場合は、朝7時過ぎに起床してから昼過ぎの13時半まで、ほとんどホテルの部屋に引きこもらざるを得ず。
まことに無為な時間を過ごさなければならなかった。
まあ、そのぶん睡眠時間を長く取れるから、61歳の体にはいい、とも言える。
ワールドシリーズのテレビ中継を見たり、本を読んだりはしていたから、まったくのド暇だったわけでもないし。
などと、内心あれこれボヤキながら取材した第3戦は、左ハムストリング肉離れからの復帰初登板だった東の粘投でベイスターズがシリーズ初勝利!
ソフトバンクの4連勝で終わりだろう、という下馬評もあったけど、やっぱり野球は何が起こるかわかりませんね。
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