【きょう15日アップ&掲載!】東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』540/[広島]歴史的大失速に泣いた新井監督が〝耐えて勝つ〟古葉さんに学ぶべきこと

もしカープを初優勝に導いた名将・古葉さんが今年の大惨敗を見ていたら、何と論評されたか。
自分が監督だったらどう戦うと仰っただろうか。

何度も指摘されているように、今季のカープは9月に5勝22敗と歴史的大失速。
8月まで首位を走っていたのがウソのように4位に転落した。

NHKは5日の最終戦を地上波で異例の完全生中継(広島、山口限定)。
「ひとえに私の力不足」とファンに謝罪した新井監督の挨拶もすべて放送した。

11日には毎年恒例、約1時間50分の大型番組「カープ県民大会議」もオンエア(広島限定)。
他の地元メディアもこぞって今季の敗因や来季の課題を詳報している。

大失速した一番の原因は選手たちが心身ともに疲労困憊だったことと、関係者や評論家の見方は一致。
昨年は夏場以降にケガ人が続出したため、主力を休ませながら起用したが、勝負どころの9月にきてプレッシャーと猛暑に押し潰された。

そこで思い出したのが生前の古葉さんにインタビューした時のこと。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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