CSファーストステージは尼崎で3泊4日🍺

焼きそばセンターの豚玉748円

セ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)ファーストステージが終わり、大阪から東京へ帰ってきました。
今回、DeNAにくっついて出張したメディア各社のみなさんは宿の確保に大変苦労していたようです。

第1戦から第3戦まで、土日月の3連休とモロかぶりだったため、梅田界隈のホテルはどこも料金が爆上がり。
土日が2万円台なのは当たり前で、いつも強気な料金設定で知られる某ホテルチェーンなどは、大阪駅近くで土曜のみ4万円弱に設定していたほど。

僕はもう繁華街近辺にこだわる年齢でもないので、甲子園から近い阪神尼崎駅周辺で探したんですが、それでも土日が2万円を切っているところが見つからない。
しょうがない、今回は東スポさんに1泊2万円出してもらうことにしよう、と思っていったん某ホテルを予約。

しかし、LINEの向こう側で困っているM部長の顔が思い浮かび、もうちょっと探してみるかとネットを検索していたら、金土日月とすべて1万4000円台のホテルを発見。
実際に泊まる際は朝食付きで1万3000円台にディスカウントしてくれて、三浦監督がいつも言っているように、やはり最後まで諦めないことが大事だな、と改めて痛感しました。

しかも1階に大浴場があり、仕事を終えて帰宿したら、手足を伸ばしてノンビリと湯に浸かることができる。
こうなると、やはり風呂上がりの一杯を飲みたくなるもので、せっかく庶民的な店の多い尼崎に来てるんだからと近所の居酒屋をのぞいてみた。

第1戦前日の初日は焼きそばのチェーン店に行き、どれもこれも値段が安いものだから、揚げ物のつまみを次々に注文して、生ビールやメガチューハイをガブガブ。
そんな年甲斐もないことをしたせいで、まだ暗いうちにお腹に異変を感じて目が覚めてしまい、キジを撃ちに行かなきゃならなくなっちゃった。

それでも、もう一度一眠りして起きたらしっかりお腹が空いていて、ホテルの500円朝食をガツガツ。
甲子園での試合前にはDeNAの勝利を祈ってゲンを担ぎ、AEONの食品売場でカツサンドを買ったら、本当にベイスターズが勝ったんだよね。

そこで、第1戦の夜は部屋飲みだけで早々に就寝し、第2戦の試合前にまたカツサンドを食べたら、ベイがなんと10得点を挙げて大勝し、ファイナルステージに進出。
DeNAが阪神を降す可能性は決して低くはないと思っていたけれど、正直、この爆発的な勝ちっぷりにはさすがにびっくりさせられた。

で、第2戦の夜は魚系の居酒屋へ足を運び、胃腸に優しい魚や野菜をつまみながら祝杯。
第3戦までもつれたら、その日のうちに帰京しなきゃならなかったから、そんなにノンビリと酒を飲んではいられなかったでしょうな。

明後日16日からはファイナルステージの取材で東京ドームへ通う予定。
ベイスターズが巨人を相手にどんな戦いを見せてくれるか、今からとても楽しみです!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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