法事の翌日、巨人ベンチでダジャレを聞く⚾

きのうもマツダスタジアムはお客さんでいっぱい

父親が他界し、母親が施設で暮らすようになってから2年間、毎月の帰省に合わせてマツダスタジアムでのカープ戦に足を運んでいる。
今年は3月のオープン戦でDeNA戦2試合、4月はまたDeNA戦1試合、5月はお休みして、6月は日本ハム戦1試合、7月は阪神戦1試合、8月はまたまたDeNA戦1試合、でもって今月はきのうの巨人戦1試合。

この夏、お馴染みとなった熱中症の注意喚起

屋外球場はどこもそうですが、マツダスタジアムもまだまだクソ暑い!
この夏は何度か熱中症患者が救急搬送されており、電光掲示板で注意喚起しているほか、場内アナウンスでも「気分が悪くなったらお近くの係員にお申し出ください」と呼びかけている。

こういう日に真面目に働いて熱中症になったら元も子もないので、顔見知りの関係者に挨拶だけして冷房の効いた記者席に引きこもっておこう。
と思っていたら、三塁側の巨人ベンチで某コーチにつかまった。

「おや、赤坂さんじゃないですか。
ああ、そうか、カープファンだから来たんですね、そりゃ地元だもんね」

「いやいや、そんなことはないよ、ジャイアンツが心配だからだよ。
○○コーチは体調はどう? 夏バテとかしてない?」

「してませんね、余計なことしてバテないように、暇なときはゴロゴロしてるから。
ゴロゴロ、ゴロゴロ、野口五郎、前田五郎」

…なお、この日のゲームは6-1で巨人が快勝。
試合後、久しぶりに巨人サイドの囲み取材に参加したら、某コーチが僕の腰をポンとたたいて通り過ぎていきました。

カープは先発・森下が2試合連続KOで、まだ本来の戦い方を取り戻せていない。
さあ、きょうの首位攻防第2ラウンドはどうなりますか。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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