明け方はすっかり涼しくなったけれど、日中はまだまだ蒸し暑い。
とくにきょうは真夏日並みの残暑がぶり返し、ハマスタの人工芝グラウンドは茹だるような暑さだった。
ただ、先月から一塁側ベンチが報道陣に開放されたので、以前よりはまだしも快適に取材できるようになりました。
陽射しを遮る簾、常時フル回転しているサーキュレーターがこんなにありがたいとは、コロナ前までは想像したこともなかったなぁ。
それでも年寄りには耐えがたい暑さなので、時々はよく冷房が効いた球場内の玄関ロビーへ避難。
ここではスターマン、チャピー、バートなどのマスコットと出くわすことが多く、そのたびに手を振ったりハイタッチをしたり、年甲斐もないことをしては、なんとなく癒やされたような気分になる。
さて、きょうはキャプテン牧の発案による終盤戦スローガン「勝ち切る覚悟」が発表されてから5試合目。
ここまで負け知らずの4連勝、その前の1勝も含めると5連勝中のベイスターズ、きょうも二回に難敵・床田から京田が左前タイムリーを打ち、牧がホームインして幸先よく先制に成功した。
ベイスターズは六回にも4番オースティンの左前タイムリーで1点を追加し、床田はこの回までで降板。
しかし、直後の七回、ケイが2死から秋山を四球で歩かせるや、ここで三浦監督が伊勢にスイッチすると、野間、小園に単打を連ねられて1点差に。
さらに八回、ウェンデルケンが1死から死球で石原を塁に出すと、代走・羽月がフルカウントで二盗に成功。
この場面、羽月に何度も煮え湯を飲まされているDeNAバッテリーは執拗にけん制を繰り返していたが、最後は結局、羽月の読みと足にまたも軍配が上がった。
この直後、菊池に左中間を破られ、ついに2-2の同点。
試合は延長戦に突入し、延長十一回にカープが小園のタイムリーで勝ち越し、これで終わりかと思ったら、その裏になんと押し出しでベイスターズがサヨナラ勝ち。
まったく、野球は何が起こるかわかりませんね。
それにしても4時間半は長かった!