ハマスタは暑い、ゲームは長い☀️🏟️⚾️

このスローガンはシーズン終了まで続くそうです(JR関内駅)

明け方はすっかり涼しくなったけれど、日中はまだまだ蒸し暑い。
とくにきょうは真夏日並みの残暑がぶり返し、ハマスタの人工芝グラウンドは茹だるような暑さだった。

ただ、先月から一塁側ベンチが報道陣に開放されたので、以前よりはまだしも快適に取材できるようになりました。
陽射しを遮る簾、常時フル回転しているサーキュレーターがこんなにありがたいとは、コロナ前までは想像したこともなかったなぁ。

それでも年寄りには耐えがたい暑さなので、時々はよく冷房が効いた球場内の玄関ロビーへ避難。
ここではスターマン、チャピー、バートなどのマスコットと出くわすことが多く、そのたびに手を振ったりハイタッチをしたり、年甲斐もないことをしては、なんとなく癒やされたような気分になる。

さて、きょうはキャプテン牧の発案による終盤戦スローガン「勝ち切る覚悟」が発表されてから5試合目。
ここまで負け知らずの4連勝、その前の1勝も含めると5連勝中のベイスターズ、きょうも二回に難敵・床田から京田が左前タイムリーを打ち、牧がホームインして幸先よく先制に成功した。

ベイスターズは六回にも4番オースティンの左前タイムリーで1点を追加し、床田はこの回までで降板。
しかし、直後の七回、ケイが2死から秋山を四球で歩かせるや、ここで三浦監督が伊勢にスイッチすると、野間、小園に単打を連ねられて1点差に。

さらに八回、ウェンデルケンが1死から死球で石原を塁に出すと、代走・羽月がフルカウントで二盗に成功。
この場面、羽月に何度も煮え湯を飲まされているDeNAバッテリーは執拗にけん制を繰り返していたが、最後は結局、羽月の読みと足にまたも軍配が上がった。

この直後、菊池に左中間を破られ、ついに2-2の同点。
試合は延長戦に突入し、延長十一回にカープが小園のタイムリーで勝ち越し、これで終わりかと思ったら、その裏になんと押し出しでベイスターズがサヨナラ勝ち。

まったく、野球は何が起こるかわかりませんね。
それにしても4時間半は長かった!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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