初めて文字起こしアプリを使ってみた📱

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恥ずかしながら、文字起こしアプリ〈クローバーノート〉を初めて使ってみました。
先日行った1時間弱のインタビュー録音を聴きながら、久しぶりにPCのキーボードをたたいて文字起こしをしているうち、目も首も肩もほとほと疲れてしまったため。

一昨年あたりからコロナ禍による取材規制が緩和され、囲み取材に自由に参加できるようになってから、この文字起こしアプリを使っている記者が増えていることに気がついた。
そばで一緒に取材している記者のスマホをチラ見すると、選手や監督がしゃべっている最中、ほぼ同時に文字化された言葉が画面に並んでいく。

僕が記者席に腰を下ろし、ICレコーダーの録音をPCに落として、さあ、文字起こしをしようかと思っていた矢先、そういう記者からLINEに文字起こしのファイルが届けられたりした。
手間が省けて時間の節約になる上、起こしの内容も十分正確なレベルに達している。

そこで、若い記者や編集者はどんなアプリを使っているのか、LINEで5人に聞いてみた。
すると、「まだ信用できないから」と使っていない人が2人、「それならクローバーノートが一番ですよ」と教えてくれた人が2人、「クローバーノートをダウンロードしたけど使い方がわからないので使ってません」と答えた人が1人。

とにかく試してみるに越したことはないと思い、きょう東京ドームで推薦者の1人に会ったので、早速iPhoneにクローバーノートをダウンロードし、使い方を教えてもらいました。
まず自分のボイスメモに残っている録音を2本ダウンロードし、それをファイルにしてPCに転送する方法を習得。

さらに、ちょうど話を聞きたかったオコエ瑠偉の囲み取材があったので、取材、録音、ダウンロード、ファイル転送と一連の作業を一通りやってみることもできた。
中身を改めたら、妙な表現になっている部分もあちこちにあったけど、意味の取れる内容にはなっていて、性能の信頼度を再認識。

このクローバーノート、1カ月600分までは無料というのもうれしい。
となると、これまで愛用してきたソニーのICレコーダーはもうお役御免かなぁ。

さて、ところで、試合後もクローバーノートで阿部監督の囲み取材を取材しようとしたところ、巨人は中日に2-8と惨敗し、録音は叶わず。
なぜかは後でネットの記事をご覧ください(中日・立浪監督の声は録りました)。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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