お母さんの眼科検診👁

母親の〝愛車〟シルバーカー

きょうは今回の帰省の最重要任務、お母さんの眼科検診の付き添いでした。
ここは予約制ではなく先着順のため、朝8時ごろ、ぼくがまず自転車でかかりつけの日谷眼科へ受付番号札を取りに行かなければならない。

診察開始は9時からなんだけど、その時間に受付したらもう10数人待ちになるので、番号札だけ早めに確保しておく必要があるのです。
その後、いったん実家に取って返し、タクシーを飛ばして施設へ駆けつけ、日谷眼科へ母親を連れて行く。

行きの車中、母親はいつもボンヤリしていて、ろくすっぽ口を利こうともしない。
それが、検査と問診が進むうち、だんだんと文字通り目が覚めてくるのか、あれこれ施設の内情や親類の近況をしゃべるようになる。

検査と問診は滞りなく行われ、現状は小康状態。
次回の検診は11月に予定されており、その次はいよいよ手術が待っています。

大丈夫かなあ、と思いながら、眼科からの帰り道、実家に寄って、母親にあんパン、バナナ、パイナップルを出したら、たちどころに平らげてしまいました。
「手術のころまでに寝たきりにならんようにせんといけん」と言っていたけど、いや、それだけ食欲があれば大丈夫! だよね?

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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