DeNA、ビジターでも報道陣にベンチを開放!🏟️☀️

試合前、マツダスタジアムの電光掲示板に映し出された熱中症予防の注意喚起

きょうは帰省期間中恒例、マツダスタジアムでのカープ-ベイスターズ戦取材でした。
楽しみに足を運んでみたんですが、きょうは熱中症警戒アラートが出され、広島市の最高気温が37.6℃に達した中での取材だったから、汗ダラダラ、頭クラクラ。

それでも、いつものように午後1時前にマツダに到着してみたら、グラウンドではもうカープの選手たちが早出打撃練習をやっている。
ジャージ姿の新井監督もサングラスをかけてじっくりと選手の状態を見極めていました。

ただ、だからといって、暑さがピークに達している時間に、日陰の少ないスタンドやカメラ席で練習を眺める気にはとてもなれない。
報道陣が屯するベンチ裏のコンコースまでうだるような暑さなんだから。

そうした中、三塁側のDeNAで、とてもうれしく、ホッとした出来事が一つ。
われわれ報道陣のベンチへの出入りが解禁されたのですよ。

マツダのベンチは冷房が完備されていて、壁に明けられた線状の送風口から、ヒンヤリしていて、実に心地よい冷風が吹き出ている。
とてつもない猛暑の中、最後列のベンチに腰掛け、この冷風を首筋に受けている時間は、まさに至福のひととき!

DeNAは7月28日から本拠地ハマスタで一塁側ベンチ取材を解禁し、翌29日からの広島遠征でマツダでもベンチを開放したそうです。
が、A先生はこのとき帯同しておらず、今回の取材で初めて知り、大いに感激した次第。

コロナ前、これほど夏が暑くなるまでは、こんなことに感激する日が来るとは、想像もしていなかった。
今後、夏がもっともっと暑くなり、コロナ禍が再燃したらどうなるのかと思うと、ゾッとするよね。

なお、今夜の試合は8月6日の広島原爆の日にちなみ、世界平和を祈念するピースナイター。
今年で17回目になり、試合前と五回終了時には、ジョン・レノンの『イマジン』が流れる中、観客がグリーンのメッセージポスターを掲げるセレモニーが行われた。

試合はカープが1-3と2点ビハインドで迎えた九回、菊池の逆転3ランで劇的なサヨナラ勝ち。
スタンドを真っ赤に染めたカープファンにとってはたまらないゲームとなりました。

一方、ベイスターズはきょうでカープ戦6勝13敗と負け越しが決定。
昨季も10勝14敗1分けで負け越し、CS第1ステージでも2連敗した昨年以降、苦手意識が強まっているのかな…。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る