高校野球の「夏の甲子園」で、今年は猛暑対策として午前と夕方に分けて試合を行う2部制が導入された。
5回終了時に水分補給のための休憩を取るクーリングタイムも去年から継続している。
2部制は7~9日の3日間、朝から1~2試合、夕方から2試合を実施。
が、神戸市の最高気温が34.2℃に達した7日、大会本部の発表によると、夕方からの2試合で選手3人の足がつり、観客13人が熱中症で救護室に運び込まれたという。
10日からは従来の1日4試合制に戻り、チケットは完売。
大いに盛り上がっているが、いまだに猛暑が続く中、熱中症の増加が懸念される。
夏の甲子園における熱中症被害は今に始まったことではない。
私がその怖さを目の当たりにしたのは2017年の第99回大会だった。
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