【きょう13日アップ&掲載!】東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』531/夏の甲子園の猛暑対策、本格化したのは熱中症が続出した7年前から

高校野球の「夏の甲子園」で、今年は猛暑対策として午前と夕方に分けて試合を行う2部制が導入された。
5回終了時に水分補給のための休憩を取るクーリングタイムも去年から継続している。

2部制は7~9日の3日間、朝から1~2試合、夕方から2試合を実施。
が、神戸市の最高気温が34.2℃に達した7日、大会本部の発表によると、夕方からの2試合で選手3人の足がつり、観客13人が熱中症で救護室に運び込まれたという。

10日からは従来の1日4試合制に戻り、チケットは完売。
大いに盛り上がっているが、いまだに猛暑が続く中、熱中症の増加が懸念される。

夏の甲子園における熱中症被害は今に始まったことではない。
私がその怖さを目の当たりにしたのは2017年の第99回大会だった。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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