康晃プロ初先発、森唯斗プロ初ヒット、フォード来日初本塁打、なんだけど…⚾

きょうのスタメン表

横浜スタジアムでのDeNAー巨人3連戦初戦、巨人側には短パン姿の担当記者が3~4人いた。
聞けば、阿部監督がこのカードから短パンで取材に来るよう、記者たちに勧めたのだという。

こうした動きが記者たちを通じて相手に伝わるのは早いもの。
きょうはDeNAの三浦監督も「短パンでいいんじゃない?」と担当記者に言っていたから、明日は一塁側ベンチ前でも短パン姿の記者が増えるかもしれません。

ちなみに、A先生は一塁側でも三塁側でもほとんど唯一のサングラス+日傘ユーザー。
両方ともいまだに取材現場では好ましくないという声が聞かれるアイテムですが、規則で禁止されているわけではないので、夏の間はずっと続けるつもり。

もう61歳だから目も肌も傷まないよう、自分で日光を防がないとね。
ただ、報道陣にもっと同じポリシーを持つ人が増えてほしいとは思いますが。

さて、きょうの試合はDeNAの先発・平良拳太郎が腰痛のため、試合開始3時間前に急遽登板を回避。
代わりにマウンドに上がったのが、なんと先発はプロ初という元守護神・山﨑康晃だった。

山﨑は初回こそ無安打無失点に抑えたものの、二回に巨人・泉口のタイムリーで1失点し、ここで降板。
もう少し見たかった気もするけど、明日以降は本来のブルペンに戻らなきゃいけないから、2イニング22球で交代は順当な継投でしょうね。

2番手はシーズン序盤にリリーフを務めながら、いったん登録抹消され、久しぶりに緊急昇格となった森唯斗。
ファームでは先発ローテに入っており、明日もイースタン・リーグで登板予定だったところ、平良のアクシデントで緊急昇格となった。

もともとは先発要員としてDeNAと契約し、キャンプからオープン戦まで一貫して先発として調整。
それが開幕直後、故障者が相次いだチーム事情によってリリーフに回され、ファームではまた先発としてやり直している最中だったのに、またもやリリーフをやる羽目に。

それでも、腹回りが締まり、日焼けして精悍になった顔が印象的で、毎回走者を出しながらしっかりゲームを作っている。
三回の打席でプロ初ヒットとなった遊撃内野安打も打ち、このまま粘り強く投げれば今季初勝利もあるかと思っていた矢先、五回にきて岡本和に打たれたタイムリーがもったいなかった。

直後のその裏、きのう登録されたばかりの新外国人フォードの来日初本塁打が飛び出し、1点差に追い上げたものの、最後は大勢に抑えられて競り負け。
先発を回避した平良は腰椎椎間板ヘルニアと診断され、明日登録抹消されると発表されました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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