ハマスタの暑熱順化🏟️☀️🥵

横浜スタジアム(きょう午後12時半ごろ)

今年もまた、梅雨が明ける前から暑いアツい夏がやってきました。
きのう36℃に達した都内に比べると、曇りがちなきょうの横浜はまだマシだったけれど、それでも33℃だから十分暑い。

午後1時前に横浜スタジアムに来てみると、宮﨑、京田といったベテランが早出で打撃練習中。
いつもながら、若手のように黙々と打ち込んでいる姿にプロフェッショナリズムを感じる。

しかし、グラウンドには通常2つあるべき打撃ケージが1つだけ。
これ、屋外での打撃練習を短くして、選手に試合前に体力を消耗させないようにするDeNAの暑さ対策のひとつ。

大変な猛暑だった昨年は、グラウンドでの打撃練習を一切行わず、室内練習場だけで打ち込みをさせていたこともあった。
試合前に取材したところ、首脳陣は今年も毎日の気温に応じて逐一練習メニューを変更していく予定だという。

三浦監督は昨年、最近の猛暑について「昔と違って気合や根性でどうにかなる暑さじゃない」とコメント。
これ、試合前囲みでの僕の質問に対する回答だったのですが、なかなかの名言だと思う。

ちなみに、その前の一昨年は三浦監督自身の出身地を例に取り、「僕が生まれ育った奈良の盆地も暑かった」と発言。
当時は、まだしも耐えられない暑さじゃない、というニュアンスだったのが、この2年で気合や根性ではどうにもならなくなった、と変化したわけです。

暑さ対策に関しては、巨人の原元監督も熱心で、試合直前のシートノックをやめたこともあった。
いっそのこと、夏の間はウォーミングアップだけにしてもいいんじゃないかね?

なお、試合は3-0でDeNAが快勝。
56年ぶり2人目となった開幕8連勝、巨人・斎藤雅樹と並ぶハマスタ11連勝を飾った東の力投に盛大な拍手が浴びせられていました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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