都知事選は意外に盛り上がらなかった?🗳️

投票所となった江戸川小学校(きょう正午過ぎ)

都知事選の投票には正午過ぎに行ってきました。
投票所は拙宅から徒歩3分程度の江戸川小学校の体育館。

そのときの気温は33.3℃。
猛暑真っ盛りの昼間より、少しでも涼しくなる夕方にしようかな、とも考えたんですけどね(朝は家事でバタバタしていたもので)。

最近の都知事選は夜8時の開票直後に当確が出る傾向が高く、午後には事実上、大勢が決定するケースが多い。
今回も下馬評では現職の小池都知事が圧倒的優勢と伝えられていた。

じゃあ、本命が支持票をかき集めたあと、午後の遅い時間に対立候補へ票を入れに行っても無意味じゃないか。
となると、いつも本命とは別の候補に投票しているヘソ曲がりな僕としては、早い時間に少しでも有効票(と言えるかどうかわからないけど)を投じたい。

そうしたら、午後8時の投票締切と同時に現職・小池都知事の当確が出た。
あっけなかったなぁ、数分でも数秒でもいいから対立候補の猛追を見たかったなぁ、と思った東京都民は僕だけではないでしょう。

ただ、僕自身は、過去8年間の小池都政に大きな不満を抱いているわけではありません。
正直なところ、蓮舫候補が声高に訴えているほど、現状の小池都政に不備が多く、今すぐリセットする必要性までは感じていなかった(学歴詐称疑惑や特定企業への天下り問題など、ダークな部分は別として)。

プロ野球の取材現場では、石丸伸二候補に対する期待の声を聞くことが多かった。
とりわけ、地元で多大な影響力を持つ中国新聞とのバトル、同紙に対する取材拒否に注目していた著名な球界人は少なくない。

今後は当初の予定通り? 国政への進出を目指し、岸田総理の地盤、広島1区からの出馬を考えていることも明言している。
終わってみたら、選挙戦略で一番知名度を上げ、イメージアップに成功したのは石丸候補だったのかもしれませんね。

栞型の投票済証
裏のデザインはなかなかお洒落です(こっちが表かな?)
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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