真夏日の介護デート☀

実家の裏山(赤坂家所有)に陽が沈む

きょうは竹原での帰省期間中、最もホットでハードな一日となりました。
なにしろ、歩くのにシルバーカー(歩行補助具、老人車ともいう)が必要な母親を連れて、実家を含めてあっちへ行ったり、こっちへ来たりしていたもので。

午前中はまず、竹原市内で唯一の眼医者、日谷眼科で2カ月に一度の定期検診。
ここで担当医に抜本的なケアをすることを勧められ、母親も承諾し、秋に約1カ月かかる治療計画を組むことに。

次に、治療費の支払いをする際、母親のマイナンバーカードの保険証化を勧められた。
元気な頃からお出かけ好きで、月に一度の施設からの外出にエキサイトしていた母親は「ほいじゃあ市役所へ行こう!」

竹原市役所で諸手続が済んだ後、予約しておいたグリーンスカイホテル竹原のレストラン〈瀬戸内ハーベスト〉へ行き、峠下牛のステーキランチ(4300円!)をふたりとも完食。
その後、いったん実家へ帰ると、毎月恒例、2時間ほど親子水入らずの雑談タイムです。

認知症が始まっている母親も、さすがに家に帰ってくるとシャキッとして、息子にも説教めいたことを言ってくれる。
それがうれしくもあり、おかしくもあり。

この日の最後の訪問先は、その認知症の度合いを診察してもらう安田病院の脳神経外科。
以上、5カ所巡りを終えて母親を施設に送り届けた際には、介護士の方に今後のケアプランについて説明を受けた。

竹原のような地方と介護の問題については、帰省するたびに学ぶところが多い。
しかし、竹原らしからぬ真夏日となったきょうは、それ以上にヘトヘト、バテバテ、汗ビッショリになりました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る