【きょう25日アップ&掲載!】東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』524/日テレ、フジが大谷に取材拒否を受けた自宅報道問題を検証 背番号17を譲ったケリー投手は今年1月から警告していた

ドジャース大谷の自宅報道問題が波紋を広げている。
日本テレビとフジテレビがロサンゼルスの新居を空撮し、その映像と住所を特定できる内容を放送したことに大谷が激怒して両局を出入禁止にしたのだ。

大谷の怒りは至極もっともである。
背番号17を譲ったジョー・ケリー投手は1月、野球の人気ポッドキャストにゲスト出演し、大谷に対するアドバイスを求められると、こう〝警告〟していた。

「住居を決して知られてはいけない。
いつ空き巣に入られるかわからないし、年に1回は車や自宅が狙われる危険にさらされる恐れがあるから」

実際、昨年もドジャースの選手数人が空き巣の被害に遭っており、富裕層を標的とするグループの犯行と見られている。
そうした最中に自宅を報道されれば大谷が怒り出すのも無理はない。

しかし、その一方で、時代の移り変わり、アメリカと日本の違いも痛感する。
20年程前までの日本では、何か騒ぎが起こるたび、プロ野球選手や監督の家へマスコミが押しかけるのは、ごくふつうの取材方法だったのだから。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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