打てないチームは練習しないと⚾💦

このロゴはちょっと読みにくいかな

最近は、午前中にNHK-BSのメジャーリーグ中継を見てから出かけ、夜は球場で日本のプロ野球を取材する、というパターンが多い。
大谷をはじめ、ドジャース打線がやたらとバカスカ打つゲームの次に、バットがスカスカと空を切る試合を現地観戦しているわけだ。

そりゃ日本よりメジャーのほうが断然面白いに決まってるよね。
ドジャースが九回に一挙5点を取り、11-9で逆転勝ちした19日(現地時間18日)のロッキーズ戦をテレビ観戦したときは、こういうすごい試合が日本では見られないんだよなあ、と思わないではいられなかった。

日本では投高打低の傾向が顕著な今季、巨人も例外ではなく、前日21日までのチーム打率は2割3分2厘でセ・リーグ5位、12球団中10位という貧打ぶり。
前日も僅か2得点で負けており、阿部監督としては少しでも喝を入れようと思ったのか、きょうは若手中心の早出練習で二岡ヘッドコーチと並んで打撃投手を務めた。

阿部監督が投げたのは、門脇、萩尾、秋広。
このうち、最近めっきり先発出場が減り、下手をすれば控えに格落ちしそうな門脇を3試合ぶりに2番ショートでスタメンに入れたのは、阿部監督が何らかの手応えを感じたからだったのかな。

しかし、その門脇は1犠打をマークしながらも残り3打席ノーヒット。
8番レフトでスタメンに入った萩尾も、七回1死一塁で投手グリフィンの代打に送られた秋広も無安打に終わった。

結局、貧打は解消されないまま、試合も0-3で負け。
阿部監督による〝特訓〟は明日も続くのか。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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