2カ月20日ぶりのモールトン散歩2days

手前左が日刊スポーツ、右隣がホテル京阪 築地銀座グランデ
ホテル京阪は日刊ゲンダイがあった中川築地ビルの跡地に建てられた

きのう日曜は現場取材の予定がなく、きょう月曜はプロ野球の試合自体がなかったので、久しぶりに2日連続でアレックス・モールトンに乗り、トロトロと都内をポタリングしてきました。
えっ、こんな30℃以上の猛暑日に? と思われるかもしれませんが、意外に何とか走れるものです。

まず、きのうはまだ28℃ぐらいの正午前に出走し、昔勤めていた日刊現代があった築地界隈へ。
ちょうどランチタイムとあり、名店、人気店が並んだ築地市場跡地は外国人観光客でいっぱい。

最近、トシを取ったせいか、もう30年以上前になる日刊現代時代の出来事を、時折、つい数年前のことのように生々しく思い出す。
が、実際にこうして足を運んでみると、かつて古巣のあった中川築地ビルはホテル京阪に変わり、よく通っていた近所の飲食店もほとんどなくなっていて、ちょっと不思議な気分になった。

走行距離18.08㎞で程よく疲れたその夜は、自分で作ったトンテキを赤の安ワインで流し込んで早々に爆睡。
やはり、快眠の一番の源は適度な運動と発汗だと、改めて実感しました。

一夜明けたきょうは、強い日差しで午前中から気温が30℃近くに上昇。
こりゃ家に引きこもっているしかないか、と外出を諦めかけていた矢先、空がにわかに曇り始め、気温も28、27、26℃と徐々に下がり始めた。

で、走るなら今だ! とまたモールトンで出走したのが13時前。
気温も空気感も予想以上に心地よく、清砂大橋のたもとから荒川河川敷に出て、平井大橋までシャカシャカ漕ぎ、16時半ごろ自宅まで戻ってきたら31.57㎞。

ちなみに、東京で2日連続のサイクリングはかなり久々(田舎では毎日クロスバイクに乗っているけど)。
おかげで血行もよくなり、たっぷり汗をかいて、頭の中もスッキリし、いろいろな思いを巡らせることができました。

きょうの折り返し地点、荒川河口
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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