巨人を率いて自身初の交流戦に臨んでいる阿部監督。
その姿を、特別な思いで見守っている巨人と中大の先輩がいる。
1980年入団の元投手・香坂英典氏(66=全府中野球倶楽部コーチ)だ。
香坂氏の現役生活は5年と短かったが、引退後は長年、広報担当、プロスカウトなど裏方として巨人に貢献。
このほど、初の著書「プロ野球現場広報は忙しかった。裏方が見たジャイアンツ黄金時代」(ベースボール・マガジン社)を上梓。
阿部監督にまつわる秘話の数々を明かしている。
現役時代の阿部はとにかく明るいひょうきん者で、他の選手の形態模写や声帯模写が十八番。
実によく特徴を捉えたネタの連発に、いつも大笑いさせられていたそうだ。
「しかし、その半面、試合や練習ではかなりつらい思いをしたと思います…」
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