松井秀喜 vs 川相昌弘⚾️、30年越しのイジりあい🤣

きょうも東京ドーム前は大賑わい(午後1時半ごろ)

きのうの巨人-阪神戦、巨人が6-4と2点差に追い上げられていた八回、無死一、二塁で小林が三塁側へ送りバントを決めた。
すると、日本テレビの地上波中継で解説を務めていた松井秀喜氏が一言。

「素晴らしいバントでしたね!
一瞬、川相さんかと思いましたよ、代打・川相」

これをきょうの試合前、川相内野守備コーチに伝えたら、「松井も俺をイジるのが好きだな」と苦笑い。
「まあ、松井さんにそう言って頂ければ、ファンのみなさんに僕のことを思い出してもらえるでしょうし、大変光栄なことです」とうれしそうに話していました。

これには前段があって、松井氏は昨年12月に放送されたBS日テレの特別番組『巨人90周年~粋を継ぐもの~』のインタビュービデオに登場。
現役時代をともにした最も「粋な選手」として、先輩・川相コーチの名前を挙げた。

「あれだけ毎年のようにドラフト上位でスター選手が入ってくるジャイアンツで、ドラフト4位から這い上がってレギュラー選手となったんですからね」
と川相コーチの努力と実績を讃えながら、最後に「いつもしょうもないオヤジギャグばっかり言ってましたけど」とスパイスの効いたイジりの一言。

この松井氏の談話を川相コーチにぶつけると、「確かに松井にはよくダジャレを言ってましたね。彼が(1993年に)入団してから(2002年オフに)FAでヤンキースへ行くまで、ずーっとロッカーが隣でしたから」。
そしてシミジミと「10年間、僕のダジャレによくついてきてくれました」(…って、シミジミ語るようなネタじゃないか)。

さらに、今年のキャンプの宮崎最終日だった2月14日、臨時コーチを務めた松井氏は、手締めの際に川相コーチへ「最後はオヤジギャグで締めてください」とリクエスト。
川相コーチはこれに答えて、松井秀喜氏の名前に西城秀樹氏を引っかけ、バーモントカレーのCMの有名な決めゼリフ「ヒデキ、感激!」と叫び、ナインや首脳陣の爆笑を誘った。

という具合に、川相コーチと松井氏の間では、30年以上も延々とダジャレがらみのイジりあいが続いているわけです。
ちなみに、川相コーチのオヤジギャグなら、私も松井氏に負けないくらい散々聞かされてきましたけどね😅。

きょうは久しぶりに東スポオリジナルのスコアブックを使用しました
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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