巨人の某ベテラン選手にイジられる👓

試合前にいただいたS新聞記者さんのディズニーランド土産

あえて個人名は伏せますが、今季は時々、巨人の某ベテラン選手にイジられて…もとい、お声がけをいただいています。
最近のネタはメガネで、きょうはルディプロジェクトのサングラスをかけて横浜スタジアムへ行くと、「おっ、メガネ変えましたね!」。

これには伏線がありまして、きのうは東京ドームで透明レンズのフォーナインズをかけていたら、「赤坂さんとそっくりのメガネをかけている人がいますよ!」
そのメガネをかけていたのが旧知のスポーツ紙記者Kくんで、彼は苦笑いしながら「いやいや、僕は赤坂さんほど悪い人間じゃないですから」。

このベテラン選手と時々お話をするようになったのは、かれこれ10年ほど前、僕が彼を〝批判〟した記事がきっかけだったと思う。
ある日、東京ドームの一塁側ファウルグラウンドで、彼のバント練習を見ていたら、転がし損ねてファウルチップした打球が僕の顔のすぐ近くに飛んできた。

びっくりしていた僕をベテラン選手が気遣って曰く、「大丈夫ですか? 気をつけてください。僕のバント、どこへ飛ぶかわかりませんから」。
この数日後、ベテランがチャンスでバントに失敗し、原監督が名指しで批判したものだから、しめしめ、これはいいネタをもらったと、バント練習中のエピソードをくっつけて、「〇〇(記事中では実名)はもっとしっかりバントの練習をしてほしい」と東スポのコラムに書いたのです。

それほど悪意を持って書いたつもりはなかったんだけれど、いつもは温厚なベテランも、その記事が掲載された日は、僕に対して少々不快感を示していました。
うーむ、こうして振り返ってみると、やはりA先生はK記者の言うように「悪い人間」なのかな?

なお、本日の試合は、このところ不振に喘ぎ、1番から8番に下げられた度会の満塁ホームランが飛び出し、DeNAが大勝!
ハマスタを埋めたベイスターズファンにとってはたまらない好ゲームとなりました。

本日のBlogの主人公、巨人のベテラン選手の出番はなし。
またバリバリのレギュラーだったころのような打棒を見せてほしいものです…と、マジでそう思ってます!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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