違法賭博でドジャースを解雇された水原一平元通訳と大谷翔平との緊密な関係を、アメリカ人のメジャーリーガーはどのように感じていたのか。
2018年、エンゼルスで1シーズンだけ大谷とチームメートとなったマット・シューメーカー投手に、こんな思い出話を聞いたことがある。
「当時、大谷とはいろんな話をした。
食事をする機会も何度かあったね。
大谷はいつも一平と一緒だった。
お互い投手なので、僕が一平を通して大谷にスライダーの握り方を聞いたり、僕がスプリットの握り方を彼に教えたりしたよ」
そうした話を、水原氏はいつもわかりやすく、的確に通訳していたようだ。
シューメーカー自身、水原氏のコミュニケーション能力に感心し、信頼していたことが伝わってきた。
21年オフ、シューメーカーは日本の巨人に移籍することを決断。そこで日本の野球について大谷に助言を仰ごうと、自ら水原氏に連絡を取った。
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