『エスター ファースト・キル』(WOWOW)😉

Orphan: First Kill
99分 2022年 アメリカ=パラマウント・プレーヤーズ
日本公開:2023年3月 配給:ハピネットファントム・スタジオ R15+

13年前にイザベラ・ファーマンが12歳で9歳(ということになっていたが実は…というキャラクター)の主人公を演じた『エスター』(2009年)の続編。
一応、エスターは前作で死んでいるため、本作はあのモンスター少女がどのようにして生まれたのか、という前日譚になっている。

そのエスターに扮するのは前作と同じ、すでに25歳になっているファーマン。
身長も162㎝に達しており、大人とからむ場面では子役のスタンドインを使っているが、それでも前作と同様強烈なモンスターキャラは健在で、序盤からストーリーを引っ張る。

前日譚なので最後にエスターが孤児院送りとなることはわかっているから、どう退屈させずに展開していくのか、下手をしたらドッチラケになりかねないぞ、と思っていたら、今回も意表を突いたどんでん返しを見せる。
すでに第3弾も企画されているそうだが、第1作でエスターが死んでおり、この第2作との間にもタイムラグがないのに、どういうお話にするつもりなのか、公開されたらやっぱり観ちゃうだろうな。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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