新井カープのキャンプで、伝統的猛練習〝投げ込み〟が復活している。
火を点けたのは黒田球団アドバイザー、〝平成の怪物〟松坂大輔氏による〝熱血指導〟だった。
キャンプ序盤、2年目の斉藤優汰、日髙暖己に対し、「僕はクタクタになるまで体を追い込んでマウンドに上がった」と松坂氏が言えば、「投げ込みで投げ方を覚えるんだよ」と黒田氏も強調。
そうした教えを受けた斉藤は、高校時代を含めても経験のなかった140球の投げ込みを敢行している。
「最初はコントロールが定まってなかったけど、後半にはある程度まとまってきました。
投げてるうちに疲れて、自然と下(下半身)が使えるようになってきた感じなので、これからも投げ込んで(投げ方を)覚えていきたい」
しかし、その一方で、昨季11勝の勝ち頭・床田寛樹はキャンプで投げ込む球数を決めていないという。
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