宮崎のキャンプ初日は大変な雨に見舞われました。
朝10時過ぎ、宮崎交通の路線バスでサンマリンスタジアムに着いたころはまだ晴れ間が見えていたんだけど、そこから木の花ドームに移動した10時半ごろには土砂降りに。
巨人のキャンプ初日がこれほどの悪天候となったのは、チーム関係者によると、堀内監督時代の2005年に雪が降って以来だとか。
おかげで、球場正面に飾られた球団創立90周年を記念するディスプレイも、外野スタンドに掲げられた新スローガン「新風」の横断幕もほとんどのファンの目に触れずじまい。
しかし、あいにくの天気にもかかわらず、練習に励む巨人ナインは元気いっぱい。
とくに、川相内野守備コーチがノッカーを務めた守備練習では、若手の門脇、中山はもちろん、昨年サードにコンバートされた坂本も軽快な動きを見せていました。
そんな選手たちの姿に目を細めていた川相コーチも、負けず劣らず初日から猛ハッスル。
コーチ陣の中でただひとり(と思う)木の花ドームの外野をランニングして、午前中みっちり内野手にノックを浴びせると、午後はバントとチーム打撃の指導を延々と続ける。
さらに、全体練習が終わったら、個別に板グラブを使ったハンドリングの反復練習。
今年で還暦とは思えない精力的な指導ぶりでした。
なお、サンマリンスタジアムの前では河津桜が三分咲き、五分咲きを迎えています。
この見頃を楽しむためにも、早く晴れてくれればいいんだけどねえ。