元広島カープの黒田博樹氏が18日、野球殿堂入りを果たしました。
そこで僕もコロナ前以来、6年ぶりに通知式と記者会見を取材、きょうの東スポWEB、東スポ、中京スポ、九スポに寄稿しています。
黒田氏は日米通算20年で203勝184敗1セーブと、野球殿堂へ入るのに申し分のない実績を残している。
が、そうした数字以上に殿堂入りに最もふさわしいと評価されたのは、野球人としての生き方だろう。
現役晩年の2014年オフに突如メジャーから広島に復帰し、16年の25年ぶり優勝に貢献。
当時のレートで年俸21億円と言われたパドレスからのオファーを断り、4億円(金額は推定)で広島に復帰した選択は「おとこ気」ある決断と言われ、黒田氏の代名詞にもなった。
あの決断は、黒田氏の野球人生でどのような意味を持っているのか。
会見で改めて聞いてみた。
「決断したときは、まったくパニック状態というか、期限も決まってたし、どういう状況でどういう判断をしたのかも覚えてないんです。
でも、こうやって現役生活を終えて数年経っても、(広島の)ファンの人たちはすごく応援してくれるし、声もかけてくれる。
たくさん悩みましたけど、引退してこういう形になったのもカープのおかげなんで、自分の決断は間違いじゃなかったんだと、改めて感じてます」
そこで思い出したのが復帰1年目の15年、黒田投手にインタビューしたときのことだ(月刊PHP増刊号所収)。黒田氏は「お金は当然大事だと思いますが」と、こう切り出した。
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