インフルエンザ対策💉😷

飯田橋医院の予診票と領収書

先日、近所のクリニックで久しぶりにインフルエンザの予防接種を受けてきました。
どのぐらい久しぶりかというと、フリーになってから17年間は一度も射ったことがなく、その前の会社員時代に一度あったかどうか、というぐらい記憶が曖昧。

つまり、私、少なくとも社会人になってからは、一度もインフルエンザに罹ったことがないのですよ。
普通の風邪なら何度かあるけど、高熱を発したり、こじらせて苦しんだりしたなんて経験もない。

だからインフルなんかへっちゃらだい、とタカをくくっていたところ、同じように俺は罹らないと思い込んでいたコロナに、8月下旬まさかの罹患。
最近、神楽坂のクリーニング屋へ洗濯物を出しに行ったら、最近まで外されていた透明ビニルの垂れ幕と店員さんのマスクが復活したりしている。

聞けば、インフルエンザが流行しているため、本店からコロナ禍並みの感染対策を取るよう指示されたらしい。
実際、東京都の感染者数は1定点(医療機関)当たり20.30人(12月4〜10日)で、これは注意報レベルの多さ。

郷里の広島県はもっと多く、広島市で1定点当たり42.07人と、東京の倍以上で、警報レベルの30人も大きく上回っている。
このため、広島市内の幼稚園から高校までの学級閉鎖も急増しており、先週だけで60校、9月以降でのべ419校。

さらに、実家のある竹原市を含む広島県西部東(他に東広島市、大崎上島)になると、1定点当たりの感染者数はもっと増えて実に45.40人。
こうなると、高齢者施設でもしばらく解禁していた面会や外出を中止せざるを得ず、僕の母親もまた施設から出られなくなってしまった。

先月は1年ぶりに美容院へ連れて行き、今月も竹原市内の眼科で定期検診を受けたあと、親子水入らずでゆっくり食事でもしようと思っていたんだけどね。
介護士さんに「どこにも寄らずに病院から真っ直ぐ帰ってきてください」と言われたら、事情が事情だけに従わざるを得ませんでした。

それやこれやによる危機感から、A先生もインフルの予防接種を受ける気になった次第です。
母親は今年こそ実家で年を越したい、久しぶりに黒豆も煮る、と力瘤を入れていたから、非常に残念。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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