【きょう21日アップ&掲載!】東スポWEB&東スポ『赤ペン!!490』/10年ぶりベイスターズ復帰の〝元用具係〟入来コーチ、来年の楽しみは巨人・桑田二軍監督との対戦!

かつては用具係だった入来祐作が、二軍チーフ投手コーチとしてDeNAに帰ってきた。
ソフトバンク、オリックスでのコーチ生活を経て、10年ぶりの古巣復帰である。

「今月1日、初めて球団やチームのスタッフ全員が集まって、来年はどうやって頑張っていこうかと話し合う機会があったんです。
そこで僕が挨拶したら、10年前もいた人みんながドッと笑ってくれました。

俺、そんなキャラだったかな。
そう思いながら、温かく迎えられたことがうれしかったですね」

1996年にドラフト1位で巨人入りし、一時は主力投手として活躍。
様々な紆余曲折を経て2008年に引退すると、自ら頼み込むようにして横浜の用具係となった。

あれから10年、今回はDeNAのほうから是非にと請われて二軍コーチに就任。
初仕事となった秋季練習では、2年目の三浦、深沢ら若手投手を熱心に指導している。

そんな入来コーチにとって、来年の楽しみは巨人二軍との対戦。
奇しくも、入来コーチと同じ今秋、尊敬するPL学園と巨人の先輩、桑田が二軍監督に就任したからだ。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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