今年のドラフト、高校通算62本塁打を誇った〝広陵のボンズ〟真鍋慧の「順位縛り」と「指名漏れ」が波紋を広げた。
真鍋、広陵サイドが事前に「指名が4位以下なら進学して4年後にドラ1を目指す」と表明したところ、どの球団からも3位までに指名されず、大商大を受験することになったのだ。
この事態について、某セ球団のスカウトは「十分に予想できたことです」と、こう指摘している。
「真鍋の長打力は大きな魅力だけど、守備と走塁が大きな難点。
彼は一塁しか守れないが、どこの球団も一塁には主力打者がいる。
外野をやらせるにしても、あの走力では一人前になるまでに時間がかかるだろう。
将来性を見込んだ下位指名ならばともかく、現時点では3位指名に見合うほどの選手ではありませんよ」
実は、この評価は、先に米国の大学留学を決断した花巻東・佐々木麟太郎にも当てはまる。
高校球界最高と言われる本塁打を記録し、プロ志望なら1位指名の重複は確実と見られた。
が、その一方でこう断言するスカウトも…
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