巨人・原前監督はいまごろ、枕を高くして眠っているだろうか。
今季最終戦(4日、東京ドーム)の辞任の挨拶で、原さん自ら明かした「父の教え」が印象に残っている。
「17年間監督をやり、父の教えで最後まで生きたことがあります。
考え事、悩み事、心配事、監督になれば増える。
ただし、床に頭をつけたら寝る。
どうしても考えたいときは部屋に電気をつけて、椅子に座って考えろと」
父・貢さんに言われたこの言葉を、監督生活の「最後まで教訓としエネルギーとしてきた」と原前監督は強調していた。
しかし、選手時代は寝付けない夜もあったはずだ。打撃不振に陥ると、よく目が充血し、目の下に隈ができていた。
そこで「眠れないんですか」と尋ねると…。
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