きのうのカード勝ち越しを決めた巨人戦、2試合連続ホームランを打った末包が、お立ち台で叫んだ。
「みなさん、一緒に優勝を目指しましょう!」
社会人(大阪ガス)から入団しながら2年目の今年まで伸び悩み、8月は一昨日のスタメン抜てきまで実に16打数ノーヒット。
「このままじゃホントにヤバイ、もうどうしていいかわからない、ヒット1本でいいからほしいと思っていた」という末包が、堂々と「優勝を目指します!」と言える雰囲気がカープにはある。
このムードを演出しているのは、ほかならぬ新井監督だ。
「相手がどこであってもウチはいつも一戦一戦!
全員で戦って全員で頑張っていくだけです!」
残り40試合を切ったいま、勝っても負けても、序盤と同じ言葉を繰り返している。
自力優勝がなくなっても、阪神の優勝マジックが減っても、新井さんは「あくまでも数字上のこと」と強気な姿勢を崩さない。
そうした普段の言動の裏側にあるのは、「監督たる自分は常に選手たちに見られている」という自覚だろう。
もっと言えば、「選手たちに弱気なところは見せられない」という使命感だと思う。
新井監督は4番だった現役時代から、「チーム内で見られていることを意識していた」という。
4番から監督になればより一層、「堂々として」いなければならない。
そんな新井監督は…。
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