6日の阪神戦に敗れ、4月以来の4位に転落し、自力優勝の可能性が消滅したDeNA、このまま首位戦線から脱落するのか、もう一度這い上がれるのか。
三浦監督は最近、何度も「もう一押し、もう一踏ん張りが大切」と、しきりにこう強調している。
「攻撃でもう一押しすれば、もう1点取れたのに取れなかった。
守備でももう1点取られないよう一踏ん張りできればよかったのにできなかったと、そういう(負け)試合が多いですから」
とくに、目の上の敵・2位広島とは、よくそうした僅差の接戦になる。
「カープは足をからめて攻めてくるんでね。
塁に出ると、盗塁とかバントとか。
ウチもスキを見せないようにやってはいるんだけど、ほんの少しのスキを突いてくる。
ウチも走者を出したら神経を使って踏ん張らないと」
実際、最近の本拠地でのカープ3連戦はすべて1点差で3連敗(先月15~17日)。
敵地・広島の3連戦は1勝1敗1引き分け(今月1~3日)と、DeNAが勝ってもおかしくない試合ばかりだった。
引き分けた3日の広島戦で延長10回、123球を投げたバウアーも、登板前日にこう言っていた。
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