【きょう28日アップ&発売!】東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』473/新井カープ10連勝で単独首位浮上!のMVPは「4番上本」

新井カープが怒濤の10連勝で単独首位浮上である。
新井監督は試合後、力強く言い切った。

「ここまで来られたのは選手全員の力。
ひとりひとりがきょうは俺がやってやろう、と思っているからこそ、連日僅差の試合を勝ちきることができてるんです」

その中心にいたのは、10連勝中、直近5試合で4番を打った上本だ。
170㌢、73㌔と12球団一小さな4番ながらも連日地味な働きで貢献。

初めて4番に抜てきされた22日の中日戦では2安打をマーク。
とくに同点の七回、勝ち越しのチャンスを広げたつなぎの一打が光った。

そんな上本の働きを、新井監督はこう絶賛。

「彼はチャンスメークもできるし、つなぐこともできるし、勝負強さもある。
1試合の中でいろんな打順もポジションもこなせるし、オンリーワンの選手ですから」

上本にプレッシャーをかけるとは思わなかったのか。
そう聞くと、新井監督は首を振った。

「クレバーな選手なんで、メンタル面も整えて臨んでくれると思った。
私も信頼してますんで」

ただし、4番抜てきを通達するには、新井監督なりに気を遣っていた。
上本本人によると、「4番は前日の練習終了後、打撃コーチを通してコソッと伝えられた」という。

現役時代、4番の重圧に耐えきれず、山本監督の前で号泣した新井監督ならではの配慮である。
そこで、上本は4番のプレッシャーを感じていないのか、本人に聞いてみた。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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