新井カープ10連勝で単独首位浮上! の試合前備忘録⚾

お日様が雲に隠れてもまだまだ暑い💦(15時42分、マツダスタジアム上空)

新井カープ、4年ぶりの10連勝でついに単独首位浮上!
おかげで明日東スポWEBにアップ、東スポ本紙に掲載する原稿を書くため、きょうの試合後は大わらわとなりました。

栗林、末包、新井監督の順に囲み取材に参加し、記者席に駆け上がってカープ物の記事を執筆。
日刊ゲンダイで野球記者をしていた1988~2006年、旧広島市民球場ではいつもこんなふうに仕事をしていたことを懐かしく思い出した。

ただ、試合前までは、カープの連勝もそろそろ止まるころじゃないか、という気もしてたんですよ。
きょうの広島は最高気温36.1℃超と、今年一番、かつ非常に危険な暑さに見舞われて、マツダスタジアムに向かった正午ごろから、正直、頭がボーッとしていたから。

カープはいつものように午後12時半過ぎから練習を開始。
グラウンド近くまで行ったらとんでもない暑さだったので、慌ててスタンドの日陰に引き返し、練習を見ながら旧知のSカメラマンとおしゃべりしました。

以前もこのBlogに書いたように、S氏はもともと僕がコラムを書いている東スポのカメラマンで、現在は朝刊スポーツ紙に移籍。
随分早くから取材に来ていたのは、きのうカープ・栗林から頭部死球を受けたヤクルト・青木の様子が気になったから。

青木はきのうの試合後、意識はしっかりしており、普通に会話もできたそうで、救急搬送されることもなかった。
きょうはチームとともに球場入りし、他の選手と同じようにウォーミングアップ、キャッチボールをこなしていた。

しかし、時折首を気にする仕草を見せ、大事を取って打撃練習は行わず、ベンチ入りメンバーからも外されている。
死球を受けたのが頭だけに、これは当然の措置でしょう。

河田コーチ、サンタナ、青木から○が外されたメンバー表

ヤクルトはきょうからサンタナ、河田コーチも体調不良による特例措置でチームを離脱。
そのため、ヤクルトの試合前練習では河田コーチの担当だった外野ノック、走塁練習が行われなかった。

きょうのスタメン

そうした中、昨夜東京から空路広島入りし、きょう一軍昇格した塩見が、さっそく3番センターで即スタメン起用。
低迷するチームの起爆剤になってほしい、という高津監督の期待が感じられました。

試合はカープ・床田、ヤクルト・石川が四回までともに2安打無失点とスピーディーな投手戦を展開。
五回にカープが会沢のタイムリーで先制したら、六回にはヤクルトもすぐさま塩見の犠牲フライで1-1の同点に追いつく。

すると、カープは七回、先頭・末包の二塁打を足がかりに、会沢の中前タイムリーで勝ち越し。
そして最後は…明日の東スポWEB、東スポ、中京スポ、大スポ、明後日の九スポを御一読ください!。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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