西田セガサミー、今年の都市対抗は初戦敗退⚾️😢

第2試合と第3試合の間、大勢の観衆でごった返していた東京ドーム周辺

毎年楽しみにしている都市対抗野球の取材、今年は残念ながらきょうでいったん終了である。
個人的最終日は第3試合の三菱重工岡崎(岡崎市)-セガサミー(東京都)で締め括ることになりました。

昨年のBlog(2022年7月24日付)にも書いたように、セガサミー監督の西田真二さんは第1次山本浩二監督時代の広島カープで4番を打った元プロ野球選手。
当時は「天才打者」と呼ばれたほど球界関係者の評価も高く、いろいろと傑作なエピソードも残している。

ちなみに、僕にとっては法政大学の2年先輩(1年先輩が小早川毅彦さん)。
だからか、日刊ゲンダイの駆け出し野球記者だったころには可愛がっていただき、一方ならぬお世話になりました。

しかし、この都市対抗では2020、2021年の準決勝進出(2021年12月8日付Blog)が精一杯。
社会人日本一の象徴である優勝旗、黒獅子旗にはいまだ手が届いていません。

さて、今年はどうかと思ったら、三菱自動車岡崎に5-8で惜しくも初戦敗退。
初回に2点を先制されながら、五回に一挙3得点で逆転したまではよかったが、七回に2番手の古屋敷匠真が自らの失策がらみで大量4点を失い、あっという間に引っ繰り返されてしまった。

八、九回に1点ずつ取って3点差に追い上げるも、反撃もそこまでだった。
試合後、西田さんは僕の顔を見て、「おう、来とるじゃないか」と苦笑い。

ちなみに、初戦敗退は監督就任4年目にして初めてで、「無念の一言」と本音を漏らしていました。
来年に向けて、捲土重来を期待しております!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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