【きょう18日アップ&発売!】東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』471/ピッチクロック対策はこうしろ 都市対抗で導入された新ルールに元巨人・木村コーチが提言

社会人日本一を決める大会、都市対抗野球(14~25日東京ドーム)で、メジャーリーグ流の試合時間短縮ルール「ピッチクロック」が導入された。
走者がいない場合には12秒(メジャー15秒)、いる場合には20秒以内に投球しなければ、投手にボールが宣告される。

一、三塁側ベンチの横、及びバックネット両端の4カ所にクロックボードが設置され、選手たちは残り秒数のデジタル表示を見ながらプレーしている。
プロアマ含めた球界全体でも初の試み、当事者の選手や監督はどのように感じているのか。

バイタルネット・佐藤英司監督はこう言った。
「ピッチクロックについては、ブルペンでも投球間隔を意識して練習をしているので、そんなに影響は感じませんね」

一方、ENOS・関根智輝投手はこんな感想。
「走者が出ると、間を取りたいとき、ちょっと時間が足りないかな、という印象ですね」

実際、西濃運輸-ホンダ熊本戦では、西濃バッテリーが20秒を超過し11ボールを宣告された。
そうした中、「ピッチクロックは優れた施策です」と指摘するのが、ホンダの木村龍治投手コーチ。

プロでは巨人の中継ぎ投手とコーチとして実績を残し、昨年はロッテでも投手コーチを務めた指導者である。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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