都市対抗野球で〝ピッチクロック違反〟第1号⚾🕘

東京ドーム前の参加チームを紹介した看板(右端がHonda)

きのう当Blogでピッチクロックについてウダウダ書き連ねていたら、きょうの第2試合、西濃運輸-Honda熊本で早くも〝違反者〟第1号が出た。
いや、本来は違反者だの第1号だのと、大袈裟に騒ぐようなことではまったくないんですけどね。

ただ、社会人の最高峰を決める全国大会で初めてピッチロックが導入され、初めて違反を宣告された選手が出たのは事実。
だから、とりあえず備忘録として書いておこうと思いまして。

七回、Honda熊本の攻撃で2-1と1点勝ち越し、なお2死二塁として中島準矢に打順が回ってきた場面。
西濃運輸の先発・戸田公星投手の投球間隔が、カウント2-2から走者がいる場合の上限20秒を超え、二塁塁審に1ボールを宣告された。

もっとも、勝負どころの終盤、サインの交換に20秒以上かかるなんてのは、プロの試合でもザラにあること。
ましてや、戸田はJR東海から参加している補強選手だから、生え抜きの正捕手・城野達哉となかなかサインが合わなかったのも仕方がない。

実際、戸田、城野ともに落ち着いたもので、次の1球で中島をサードゴロに仕留めている。
それより、戸田のあとから注ぎ込まれたリリーフ陣が次々に炎上し、1イニング8失点、計10失点と試合をぶち壊してしまったのがいただけない。

なお、きょうのA先生一番の目的は第3試合のHonda-トヨタ自動車。
どちらも数多の名選手やプロ選手を輩出した伝統ある名門で、過去に取材したこともあるから。

とくに今年は、2020年の都市対抗優勝に貢献した木村龍治投手コーチが復帰。
選手時代は巨人で中継ぎ投手として活躍し、引退後もコーチとしてチームに貢献、昨年はロッテでも投手コーチを務めた木村さんに、久しぶりにお話を聞いてみたかった。

正直、試合は塩っぱかったけど、木村コーチのコメントは非常に面白かった!
どんな内容かというと…近いうちに仕事で書きます!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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