実は、竹原は東京よりずっと涼しいんです

ハチの干潟近く(左端の岩礁が「ハチの岩」)

7月と8月は東京より広島で過ごす日のほうが多くなるかもしれません。
理由は主として家族の事情によるものだけど、いよいよ今年も始まった猛暑のこの時期、実家のある竹原市のほうが過ごしやすい、ということも大きい。

東京都八王子市が最高気温39℃に達したきょう、竹原市は29℃だもんね。
直射が凄まじい東京に比べ、竹原は終日曇りがちだったから、体感温度の差は軽く10℃を超えていると見て間違いない。

実際、きょうも午前中はエアコンのスイッチを入れる必要がなかったほど。
クロスバイクのポタリングも非常に快適で、ハチの岩が見える海岸べりまで行ってきた(上の画像)。

親の介護で東京と故郷を行ったり来たりの生活は何かとストレスの溜まるものですが、僕の場合、竹原の過ごしやすい気候にかなり救われている。
と、母親に話したら、こう言われました。

「竹原には山が多いけんねえ。
東京みたいなビルが全然ないじゃろ」

実家近くの朝日橋から眺めた海側の竹原市
同じく朝日橋からの山側の眺め

あっ、そうか。
と、このトシ(60歳)になって、改めて母(80代半ば)に教えられた、と思いましたね。

自分が毎朝、散歩やポタリングの際にSNSに上げている画像(上2枚)をご覧になればわかるように、竹原には都会的なビルらしいビルがまったくない。
こういう環境がもたらしている過ごしやすさは、東京どころか、広島市と比べてもかなりの差があると感じます。

実家の近所〈こんちゃん〉のお好み焼き

しかも! これが重要なんだけれど、竹原にはお好み焼きの名店が多い!
きょうのお昼ご飯は実家の近所〈こんちゃん〉でいただきました。

こういう状況下で、マツダスタジアムでの取材を増やせれば、公私ともに好都合なんですが…。
そんなこと言っちゃバチが当たるかな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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