久しぶりに東京ドームへ来てみたら⚾️

東京ドーム(朝9時半ごろ)

今年もまた、うんざりするような猛暑の季節がやってきました。
春や秋は屋外の球場のほうが気持ちいいけれど、きょうのように最高気温が30℃を超える日に野球を見るなら、やっぱりドーム球場に限る。

というわけで、朝から久しぶりに東京ドームへ行ってきました。
本当はきょう竹原から帰京する予定だったところ、事情により一日早めてデーゲームの巨人-DeNAを取材に行くことに。

朝9時半に来てみたら、きのうがナイターとあって、恒例のアーリーワークはまだ行われていなかった。
が、薄暗いグラウンドの片隅で、巨人の某コーチが黙々とノックバットを振っている。

さっそく声をかけようとスタンドの階段を早足で降り始めたら、「足元に気をつけて。焦って降りようとしたら危ないよ」と某コーチ。
「本当に久しぶりですね」と言われ、しばらく竹原の実家に帰っていた理由を打ち明けると、某コーチは親身になって聞いてくれました。

その某コーチは最近、三塁コーチスボックスに立っている間、眼鏡をかけている。
以前はコンタクトレンズと併用していたところ、コンタクトは着脱に手間がかかるのに加え、位置がずれると視界の遠くがぼやけるため、試合中は新調した眼鏡をかけることにしたのだそうです。

「今年は最後までわからないよ。
阪神もちょっと前までほどの勢いはないし、ジャイアンツも一時先頭集団が見えないくらい置いてきぼりにされていたのに、ここにきてやっと先を行く背中が見えてきたからね、これからですよ」

11時過ぎには、こちらも久しぶりにDeNA三浦監督の囲み取材に参加。
きょうの先発投手・東、オールスター出場を熱望しているバウアーの話題について、番長はニコヤカに語ってくれました。

試合は巨人メンデス、DeNA東の両先発をはじめ、両チームの投手陣が延々と0を並べて延長戦に突入。
最後は延長十二回にベイスターズの4番牧が値千金のホームランを放って快勝し、このカード勝ち越しを決めた。

試合後もまた、三浦監督をはじめ、いろいろな人に話を聞いたので、近いうちに仕事で記事にします。
人生、いろいろとつらいことやしんどいことも多いけど、きょうはこの仕事をやっていてよかったかな、と思えた一日でした。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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