真夏日のデーゲームはつらいよ☀️🥵🏟️⚾️

横浜スタジアムの空

ハマスタの首位攻防DeNA-阪神3連戦取材、3試合目のきょうは一番暑い真夏日となりました。
横浜市の予想最高気温は30℃で、試合が始まった午後2時は29.3℃だったから、お日様の直射を受けるスタンドの体感気温はとっくに30℃台前半に達していただろう。

どうせグラウンドには降りられないのだから、恒例の試合前囲みの時間以外は、冷房の効いている記者席にこもっていればいい。
A先生ぐらいの大御所ライターがそういう態度を取っていても誰も何にも言わないはずだ。

…などとは、もちろん、小指の先ほども思っておりません。
ハマスタ到着は朝10時半と3試合で一番遅かったけど、そのぶんダッシュでスタンドへ駆けつけ、関係者に挨拶し、マスコミ業界の知人とお話しました。

最近はプロ野球取材の現場も高齢化が進んでいて、今回は50代後半で僕と同世代に属する記者の方々が3人(うち1人は来月で60歳)。
このクソ暑い中、彼らの1人からこんな声があがった。

「やっぱり、暑くても、日の光を浴びれるのはいいね。
ドーム球場は涼しくていいけど、何か気分が暗くなっちゃって」

そう言われればそうだなあ。
暑いからと記者席にこもってばかりいたら、自宅でテレビ観戦しているのと同じことで、わざわざ片道1時間以上かかる横浜の屋外球場まで足を運んだ意味がない。

さて、きのうまでに2位・DeNAが2連勝し、首位・阪神を0.5ゲーム差に追い上げて迎えたきょうの3試合目。
先発が交流戦で3勝負け無しのバウアーとあり、きょう勝って一気に首位奪取だ、と期待する大勢のファンを集めて始まった。

阪神先発も防御率1.41の才木だから、きのうのような投手戦になるかと思ったら、その才木は7安打4失点で五回降板。
五回までに5-2と3点のリードをもらったバウアーも七回にきて乱れ、無死二、三塁のピンチを招いて1点を失い、1死としてから四球を出したところで交代となった。

結果は5-3でDeNAが逃げ切り、首位阪神を3タテして首位浮上。
貯金12は優勝と日本一を達成した1998年以来という吉兆のおまけ付きで大勝しました。

それにしても、きょうは暑かったな、やっぱり。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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