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阪神・岡田監督、今季一番のドヤ顔だった。

7日の楽天戦、2点をリードした5回1死一、三塁で小幡に初球セーフティースクイズのサインを出したら、見事成功。
ベンチで大喜びしている岡田監督の姿がニュース番組でも報じられた。

今季、チームの犠打、犠飛、盗塁の数はすべてリーグトップクラス。
小技を重視する岡田監督のオーソードックスな野球観がよく現れている。

前回監督時代(2004~08年)も、岡田監督はこう強調していた。

「当たり前の時は当たり前のサインを出す。
送らないといけない場面は、やっぱりバントよ、追い込まれてもスリーバントはさしてるよ」

しかし、今回のセーフティースクイズは、前回監督時代には見られなかった作戦である。
当時は「スクイズはしたくないな」と公言していたのだ。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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