交流戦初戦の取材は西武-阪神から⚾️

午後4時の会場直後、続々とファンが詰めかけたベルーナドーム

交流戦初戦の取材はZOZOマリンスタジアムのロッテ-巨人からにしようか、と思っていたんだけど、今朝の天気予報によれば雨に降られる可能性も小さくない。
拙宅から一番遠い千葉まで行って、試合が雨で中断したり中止になったりしたらかなわないので、ベルーナドームの〝獅子・猛虎対決〟西武-阪神を選択しました。

西武では山川の不祥事があったし、阪神は首位を独走している最中だし、しばらく取材する機会がなかった間に、様々な変化があったから、という興味ももちろんある。
で、午後2時過ぎ、所沢に着いてみたらカンカン照りだった💦

西武球場前駅のボードにはまだ山川の写真も

西武では、試合前の練習にルーキー3人が初参加。
ドラフト2位・古川雄大外野手(19歳、佐伯鶴城)、同2位・野田海人捕手(18歳、九国大付)、育成ドラフト1位・野村和輝内野手(19歳、日本海OL)が先輩たちとともに汗を流し、コーチの指導や助言に真剣な表情で耳を傾けていた。

西武は今季から12球団で最も早くグラウンド上での取材を解禁していることもあり、この球団初の試みを広報担当自ら報道陣に周知。
新人3選手をはじめ、チームの人材開発担当・青木智史氏の囲み取材をセッティングし、一軍練習参加の狙いと効果を積極的にアピールしていました。

ルーキーたちは一軍練習の感想と収穫を青木氏に報告した後、阪神戦も五回ぐらいまで観戦。
きょうの参加者は野手だけでしたが、今後は投手も一軍練習に呼び、〝新人研修〟の一環として定着させる計画もあるようです。

なお、試合は1−3で阪神に惜敗。
スコアだけ見ると接戦のようで、先発の与座も粘り強く投げていたものの、山川も中村も欠いた打線が村上を攻略できず、六回以降はひとりの走者も出せなかった。

一方の阪神はこれで16年ぶりの9連勝。
隣の席にいたトラ番記者が「ずーっと連勝が続いてるんで、毎日毎日、〝怒涛の〟とか〝破竹の〟とか書いてるんですけど、他に何かいい表現はありませんかね?」と嘆いていました😂

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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