東京ドームで4年ぶりにグラウンド取材をしていたら、東スポと日刊ゲンダイの新人記者を紹介された件⚾️

松井監督、嶋打撃コーチが見守る中、栗山が打撃練習

きょうの現場は東京ドームで行われた西武-ソフトバンク戦。
西武の主催試合なので、ここでもベルーナドームと同様、コロナ前以来4年ぶりのグラウンド取材が可能となった。

東京ドームは長年通い慣れた球場だけに、ここで至近距離から練習を眺めたり、選手やコーチに声をかけたりできるようになると、年甲斐もなく、やはり何となくうれしい。
早く巨人も解禁してくれればいいのになぁ。

今回の試合は西武が早くからテレビCMを流して宣伝に努めており、球団をあげてのイベントでもあった。
試合前には郷ひろみがセレモニアルピッチと君が代独唱を行い、さらに松坂大輔さんが始球式。

君が代を独唱する郷ひろみ
松坂大輔さんの始球式はマウンドの前から

そうした中、個人的に最も感慨めいたものを覚えたのは、久しぶりに会った日刊ゲンダイと東スポの記者に今年の新人を紹介されたこと。
とくに、我が古巣・日刊ゲンダイのほうは、僕が退職した2006年に新人だった記者が副部長になり、今年の新人を引率してるんだから、隔世の感もひとしおでした。

僕がそう言っても、今年の新人さんは、自分の上司が新人だったころが想像できないという。
その副部長の上司、局次長も昔は…いや、やめておきましょう。

その後、ソフトバンクの三塁側ベンチに回ると、こっちでも東スポの記者が「新人を紹介します」。
こちらの新人さんともきちんと名刺交換したけれど、今時の夕刊紙の新入社員はみなさん、礼儀正しくて、しっかりしてますね。

俺の新人時代なんぞというものは…いや、これもやめておこう。
60歳にもなって振り返ることじゃないし、まだ過去を振り返っている余裕もないので。

なお、この日の東京ドームには、西武が郷ひろみ、松坂さんとスペシャルゲストを招待した甲斐あってか、チケットは完売で4万1568人と、巨人-阪神戦を大きく上回る観衆が集結。

完売御礼のお知らせ、両脇は松坂さんがイメージキャラとなっている生保の広告
ホームランを打ってダイヤモンドを回る中村剛也

試合は外崎の2発をはじめ、中村、ペイトンのホームラン攻勢で7-2と西武が大勝し、西武ファンを大いに沸かせていました。
試合後には郷さんのスペシャルライブが行われましたが、A先生はコンコースで外崎や平良の出待ちをしていたため、見ることができず。

その待機時間中、この日のオチみたいなエピソードが…。
今年から就任した西武の広報部長と名刺交換をさせていただいたところ、なんと「赤坂」さんというお名前でした。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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